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住宅履歴情報(いえかるて)

先日開催された、改正宅建業法、安心R住宅制度に対応する「住宅履歴情報(いえかるて)」の活用説明会にオンラインで参加しました。

住宅がどのようなつくりで、どのような性能があるか、また、建築後にどのような点検、修繕、リフォームが実施されたか等の記録を保存、蓄積したものが住宅履歴情報です。

この住宅履歴情報は住宅の価値を知る上で大変重要なものです。

住宅の価値は新築したときが最高で、その後は厳しい直射日光や風に晒されて、物としても傷んできます。しかしながら、しっかり手入れをし、傷んだところを補修していけば、物としては良い状態を保つことができ、劣化を遅らせることができます。

住宅履歴情報の具体的な例としてはこちらに列挙されています。
https://www.iekarute.or.jp/biz/rireki

こうした書類はまとめて保管しておくことが理想です。
補修などの際に書類を受け取っても別々に保管しておくと「もらったはずだけど、ない」ということが往々にしてあります。
特に長年評価に携わってきた立場から言えることは、書類がないと実際に何をしたのかが分からないため、住宅の価値にプラスになることでも、証明する資料がないので加点ができないということもあり得るということです。
ですので、住宅履歴情報のデータベースにご所有の建物の情報が蓄積されることは有益であると言えます。

弊社でも、仲介やコンサルティングのご依頼をいただいた際には住宅履歴情報を活用して参ります。

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