去る3月26日金曜日に、しずおか民家活用推進協議会の空き家・民家見学会に参加しました。
見学したのは、湖西市新居地区。旧新居町の中心部です。
新居と言えば、江戸時代の東海道に設けられた新居の関所で有名で、現存する建物は関所としては唯一のものといいます。旧東海道の名残か、昔の東海道を思わせるような古い建物もそこかしこに残っています。
県内にも元宿場町が点在しますが、ほとんどが衰退傾向で新居も例外ではありません。
コロナ禍で地方移転を模索する企業があり、同行した市関係者のお話によれば、新居にも東京のIT企業が移転する計画があるようです。リノベーションの事例として古い民家を改築したレストランRIVETさんを紹介されましたが、大きな窓があるクールな外観でした。
名所が残る地ですが俗っぽい観光地ではなく、落ち着いた雰囲気で歴史を堪能できる穴場的存在なのではないでしょうか。
単なる観光で人を呼び込むことは厳しくなってきており、ワーケーションなど、もう少し根を下ろして交流できる人々との交流ができれば活性化のチャンスは残っていると思われます。
湖西市新居地区の空き家、古民家の再生にご興味のある方はしずおか民家活用推進協議会までお問い合わせください(弊社からも御紹介できます)。