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竹シンボルタワー完成!

こちらでも度々お伝えしている、静岡市清水区内の空き家となっている古民家の活用プロジェクト。
その活動の一環として今回は竹でシンボルタワー(ジャングルジム)を作りました。

梅雨空に気を揉む

5月と6月にワークショップを開催しましたが、その中で出たアイディアのひとつが竹のオブジェ作り。対象となる空き家の裏山も竹林化が進んでいて、進行をどうやって食い止めるかが課題のひとつになっています。しかし、逆の発想で行けば竹という資源が豊富にあるということでもあります。
6月から準備に着手しました。指導に当たるのはしずおか民家活用推進協議会(しずみん)のメンバーで蒲原地区で永年コミュニティ活動に携わり、竹のオブジェの経験をお持ちである稲葉さん。
どのようなものを作るか、竹をどうやって切り出すか、竹の切り出しや組み立ての人工(にんく)をどう確保するか、参加者の保険の手配など、やることはいろいろありました。
日程は竹の切り出しが7月8日か9日。オブジェの組み立てが10日と決まりましたが、梅雨末期のお天気が不安定な時期で、天気の10日間予報が出る7月に入ったあたりから、毎日予報を見ては気を揉んでいました。

雨の止み間を縫って竹の切り出し

7月8日は雨天のため切り出し作業は見合わせ、9日の午前に雨の止み間を見て切り出し作業が行われました。生憎私は別の打ち合わせがあったため現地には行かれませんでした。

私が行った安倍川の中流あたりでは晴れ間が見えていましたが、街に下るにしたがって雨模様に。清水はどんなもんかと思って聞いてみたところ、無事切り出しが出来たとのことでした。

快晴の夏空の元、竹オブジェ組み立て

7月10日は朝から真っ青な空。組み立て日和といいたいところですが、真夏ですからむしろ過酷な天候です。
組み立てには常葉大学の学生さんや、地元の町興しに永年携わっていらっしゃる有志の方にも助っ人でご参加いただき、総勢約25人で取りかかります。

前日に仮組みまで終わっていたので、みんなでロープを引っ張って三角錐の骨組みをまず立てました。竹の骨組みが建ち上がるとみな大歓声です。

そのあと、ジャングルジムとして遊べるように梁を渡していきます。慣れないロープワークであちこち手がすり切れましたが、皆さんのご協力で8月に予定していたブランコの設置まで一気に仕上げてしまいました。

完成後は一同で記念撮影。

子供達はみな大喜びでした。この日は最高気温36度で日射しが強く、袖まくりしていた部分が日焼けでヤケドのようになってしまいヒリヒリしましたが、それ以上に楽しい作業でしたので満足です。

 

 

8月は毎週活動の予定

8月は夏休みということで毎週活動の予定です。夜の星空観察会や、学生さんが勉強を教えてくれる寺子屋などを企画しているそうです。今は助走段階で関係者のみの募集ですが、地域の皆さんそして一般からの募集ができるように準備を整えていく計画です。

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