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ユニバーサルデザイン

誰もが使いやすいデザイン。ユニバーサルデザインが世の中で広く採用されるようになってきました。

ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した建築・製品・情報などの設計のことであり、またそれを実現するためのプロセスである。 ウィキペディア

特に評価の仕事をやっていますと、評価報告書が物的な唯一の商品となります。
評価報告書は性質上、多くの人に接するようなものではないのですが、根拠となる事項を記載したり資料を添付したりするものでありますから出来るだけ分かりやすいものにした方が良いのは当然のことです。

そうなると、評価報告書のデザイン、とりわけ報告書の中で使われる文字のデザインも一つの要素になってきます。

今までは、OSやソフトにバンドルされたフォントを利用していたのですが、やはりオマケでついてきたものでは少し物足りない部分があるのも正直なところです。そこで、試験的に市販のフォントを導入してみました。

UDフォントを試しています。
上が今回、試験的に採用してみたヒラギノUD角ゴ 下は従来使用していたHGPゴシック。

導入したのは「ヒラギノUD角ゴ」の細身のタイプのフォントです。

ヒラギノ角ゴはSCREENグラフィックソリューションズ社が発売しているゴシック体フォントの一つで、アップル社製のMacOSやiOSの日本語バージョンでも採用されていて、アップル製の端末をお持ちの方であれば目にされているものです。
UDはユニバーサルデザインのことで、ユニバーサルデザインに対応した「ヒラギノUD角ゴ」ということになります。

ユニバーサルデザイン対応フォントは、形がわかりやすいように、文字の中の空間を広くとったり、濁点を大きくしたりしていることが特徴で、特に半濁点やひらがな、数字などが特徴的で、従来使っていたフォントと比べても、大きくすっきり見えて読みやすくなっています。
学校の教科書でも採用されていたり、テレビ放送のテロップなどでも最近は各局がユニバーサルデザインの字幕を採用しています。

弊社でも試験的に利用してみて問題がないようであれば、成果品にも使用していきたいと考えています。

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