(公財)不動産流通推進センターから「平成30年度コンサルティング技能試験・合格発表によせて」というメールが届いた。
今日が平成30年度不動産コンサルティング技能試験の合格発表だそうで、1,713名の受験申込者に対し、1,393名が受験、589名が合格したそうだ。
合格率としては42.3%である。試験としてはさほど狭き門ではないが、受験資格が実務経験者に限られるため楽々合格できるという訳でもないだろう。
私も平成23年に受験して合格はしているが、実はその前年に一度失敗している。
失敗した原因ははっきりしていて、選択問題の解答でミスをしたからある。
今はどうか分からないが、宅建協会でこの試験の事前対策講座があり、講座に参加して勉強をして試験に臨んだ。が、模擬試験を受験したり過去問で試験形式の練習をすることはしておらずぶっつけ本番だった。
この試験は記述式が必修科目と選択科目になっているのだが、誤って1科目を見落として解答してしまった。随分時間が余ってしまったので、見直しを念入りにやったが、終了5分前にふと配点の記載を見たところ、解答した科目を全部足しても100点にならいないことを発見して、慌てて解答を初めてものの、時既に遅し。
いくらなんでも1科目まるまる落として合格できるほど甘い試験ではないわけで、あえなく不合格になってしまった。
実は、試験の日の朝、自宅の水道が断水していて試験に出かける前に水道業者を手配したり、朝食を買いに急遽コンビニに走ったりと、何かとツイていない日でもあったが、やはり事前の対策不足がいちばんの原因であった。
翌年はとにかく、解答は間違えないことだけを注意して試験に臨み、何とか合格することができた。
これから不動産コンサルティング技能試験を受験される方には、各科目の勉強だけでなく、本番の形式に慣れる練習もされることを強くお勧めしたい。