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ゴルフカートが街をゆく未来!?

最近、やたらと MaaS という言葉を耳にする。
MaaS (マース) は Mobility as a Service の頭文字を取った略語である。国土交通省がWebで公開している 「 MaaS (モビリティ・アズ・ア・サービス) について 」 http://www.mlit.go.jp/pri/kikanshi/pdf/2018/69_1.pdf によれば、

2015年のITS世界会議で設立されたMaaSAllianceでは、「MaaSは、いろいろな種類の交通サービスを、 需要に応じて利用できる一つの移動サービスに統合することである」

とされている。

勿論、交通サービスには既存の航空、鉄道、バス、タクシーをはじめ、最近脚光を浴びているカーシェアリングもMaasの一翼を担うとされているが、最近度々目にするのが、ゴルフ場で使われているカートを改良した乗りものである。
以前ゴルフ場の評価をやった時、動産部分を担当したため、ゴルフカートも評価することになった。ゴルフ場の場合、カートの走るルートは決まっているから、カートが走る専用道路がある。道路の真ん中には誘導線が埋められていてカートは自動で走ることができる。
自動運転が話題になっているが、走るところを決めて速度など多くを求めなければ自動運転は今でも可能である。勿論日本国内の公道では法的な壁があり難しいようであるが、その気になれば可能だろう。
ゴルフ場のカート(イメージ)これまた最近流行のサブスクリプション(定額サービス)と組み合わせれば、気軽に使える日常の足になるとも言われている。
ゴルフカートの中には液晶ディスプレイを搭載しゴルフ場の施設のサービスを放映して売上アップに繋げているところもあるというから、商業施設の集客手段として使われる可能性もあるのではないか。

評価の作業中、「車の少ないところなら公道でカートを走らせてもいいんじゃないか」などとふと思ったのだが、それが俄に現実になるかも知れない。

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